「カランメソッドのステージ5は難しいって聞くけど、どれくらい時間とお金がかかるんだろう?」
「カラン辛くなってきた!効果があるか分からないし、もう卒業しちゃおうかな?」
今回の記事は、このような疑問やお悩みをお持ちの方に向けて書いています。
こんにちは。灯子と申します。
2018年にTOEIC810点を達成したものの英会話コンプレックスだった私は、2020年10月にオンライン英会話のネイティブキャンプでカランメソッド始め、現在はカランメソッドステージ7に取り組んでいます。
こんな私がステージ5で実際にかかった時間や費用、継続のためのポイント、感じられた効果などをシェアさせていただきます。
振り返ってみると、個人的にはステージ5の最中に久々のTOEICを受験したことでカランの進みがゆっくりになってしまったりと、いろんな意味で辛かったです…。
しかし、ステージ5をクリアする頃には「カランに取り組んできて良かった!」と実感できる嬉しいニュースもありました。
この記事がカランメソッドにご興味のあるあなたの参考になれば嬉しいです。
なお、その他のステージのカランメソッドのレポートについてはこちらの記事もご参考になさってみてくださいね。
もくじ
カランメソッド ステージ5について
カランメソッド ステージ5にかかった時間
まずは私がステージ5にかかった時間をシェアさせていただきます。
- new work (新しい内容) : 31レッスン
- full stage revision (そのステージの総復習) : 6レッスン
計 37レッスン
25分 × 37レッスン = 925分 ≒ 約15.4時間
ステージ3・ステージ4との比較
ステージ | 合計レッスン数 |
---|---|
ステージ3 | 28 |
ステージ4 | 26 |
ステージ5 | 37 |
表を見ると、ステージ5のレッスン回数がステージ3・4と比較して10レッスンほど多くかかっていることが分かりますね。
これはステージ5で内容の難易度が上がったことに加え、私がTOEIC本番約1ヶ月前からはTOEIC対策に注力し、カランのレッスンのペースを1日おきに落としたためだと思います。
レッスンの間隔を開けると前回のレッスンの記憶が薄れがちで、レッスン始めのdaily revision(前回の復習)に時間が取られることが多くなってしまいます。
そのため、ステージを早く効率的に進めたい方はなるべくレッスンの間隔を開けない方が良いかも?と思いました。
カランメソッド ステージ5にかかった費用
次はステージ5を終えるのにかかった費用についてご紹介します。
- レッスン予約費用 2,850コイン=5,700円
- テキスト代(eBook版) 1,600円
計7,300円
(プラス月会費6,480円がかかります!)
毎月支払うネイティブキャンプの月会費6,480円(税込)に加え、レッスン予約のための追加費用がかかりました。
私の場合、こちらは通常であれば
37レッスン×100コイン=3700コイン=7,400円
となるはずでした。
しかし、私はできるだけカラン半額講師(カランメソッドのレッスン予約料金が半額の50コイン=100円となるキャンペーン中の講師)を狙ったので、実際のレッスン予約料金は5,700円の追加で済みました。
カランメソッドを受講するためには月額会費に加えて上記のような追加費用が必須になりますが、ネイティブキャンプではカラン以外のレッスンも受け放題なのがとても気に入っています。
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カランメソッド ステージ5のレベルは? 中級レベルの始まり!
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/4fc90e25edd0bc68ed81e77ef4ff343a-1024x692.jpg)
ネイティブキャンプ公式のブログを調べてみたところ、各ステージのレベル換算表を発見。
こちらによるとカランメソッド ステージ5は英検2級レベル・TOEIC L&R550点~とのことでした。
カランメソッド ステージ5の大まかな内容
- 過去進行形 ( I was eating など )
- 受動態 ( the car was washed by me など )
- 再帰代名詞 ( myself, himselfなど )
- 過去完了形 ( you had studied など )
- 未来進行形 ( We will be studying など )
- 仮定法過去完了形 ( If she had gone …, she would have seen … など )
カランメソッド ステージ5ではではこれらのことを学んでいきますが、私はこちらの文法用語を眺めていても残念ながらいまいちイメージが浮かびません。
日本語の文法用語ってなんだか難しいですよね…。
具体例を挙げると、ステージ5を終えるころには
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/himan_pocchari_blazer_schoolboy.png)
「今日先生に叱られちゃったよ!」
「私たちが公園に着いたときには、もうサッカーの練習は始まっていた」
「もっと勉強しておけば、試験に受かっていただろうに」
といった表現ができるようになります。
このような表現は日常会話の中でもよく使いますよね!
さて、続いては上に出てきた英文法を英語で学ぶにあたり、知っておいた方が良い文法用語をシェアさせていただきますね。
英文法に関する英単語:ステージ5
- past continuous 過去進行
- active voice 能動態
- passive voice 受動態
- reflexive pronouns 再帰代名詞
- past perfect 過去完了
- future continuous 未来進行
- 3rd conditional 仮定法過去完了
- subject 主語
- object 目的語
- person(1st, 2nd person etc.) 人称(一人称、二人称など)
上記の英文法に関する単語を初めから知っている必要はないと思いますが、英文法の内容自体を忘れてしまっている状態だと毎回のnew workについていくのが厳しいかも知れません。
分からないところがあったらその都度文法書を開いたり、ググったりして確認されることをお勧めします。
ステージ5の内容はステージ4と比べて難しい?辛くなったらどうする?
ステージ5のどんなところが難しい?
「カランメソッド ステージ5はステージ4と比べて難しい!」という声があるようです。
それはステージ5では「自由回答が増え」、「質問も回答も長文が増える」ためだと思われます。
確かに私もステージ5に入ったとたん、生徒が自由に答える質問が出てきて面食らったことがありました。
例えばこのような質問です。
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/kid_job_girl_teacher-e1623719479310.png)
“Do you prefer chatting with your friends on the phone or online? Why?”
「友達との会話は、電話とネットのどちらが好きですか?それはなぜですか?」
“Have you broken any of the bones in your body? When? How?”
「あなたは体のどこかの骨を折ったことがありますか?いつ?どのように?」
こういった質問に即座に、かつ文法的に正しい英語で回答するのは難しいものですし、そもそも質問を聞き取れて理解できていなければ何を回答すれば良いのかもわかりませんよね。
私も回答に迷ってつっかえてしまうことが増えたと感じました。
また、ステージ5ではステージ4と比較して一文が長い質問と回答が多くなるため、リスニングだけを頼りにレッスンを進めるのが難しいと感じる方も出てくるかと思います。
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/34a8be1c1ae0bcc1a401255693a0ed96-1024x147.png)
このように、テキストでも回答の一部が省略されて記載されるように変化するため、復習の際にはテキストの省略された部分を自分で補う必要が出てきます。
ここもステージ5を難しいと感じる一つの要因になっているのかな、と思います。
私の対策は?音読とシャドーイングでしっかり復習!
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/j-kelly-brito-fj25syxZPlU-unsplash-1024x683.jpg)
自由回答が増えてそれぞれの文も長くなってきたステージ5。
しかし、レッスン中は講師のリードで理解があやふやなまま進んでしまうことも多いため、私は以前よりレッスン後の復習になるべく時間をさくようにしました。
具体的には、まずレッスン後にその日進んだnew workをテキストで確認し、一つ一つ文の構造を意識しながらゆっくり音読しました。
その際、自由回答で「どういう風に答えればいいんだろう?」と思った部分についてはカランアプリの音声を聞き、模範回答の文構造を参考にしながらオリジナルの回答を作文してみたりしました。
音読に慣れたら今度はスキマ時間を利用して、カランアプリの音声でシャドーイングするのを日課にしていました。
シャドーイングとはテキストを見ずに音声を聞き、音声より2〜3語遅れて発話するというトレーニングです。
TBSドラマ「ドラゴン桜」でも効果的な英語学習法として紹介されていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
私の場合は食事の準備や洗濯物をたたむなどの家事の時間や移動時間などの「耳と口が開いている時間」をシャドーイングにあてるようにして、効果的に復習できたと思います。
もちろん、シャドーイングしようとしても音声のスピードについていけない部分があれば、再度テキストを開いてどこで引っかかっているのかを確認し、もう一度しっかり音読をしてからシャドーイングに戻るようにしました。
これらはとても地道な作業ですが、繰り返しコツコツ復習するのがやはり一番記憶に定着したように思います。
辛くなったら無理せずペースを落としたり、カウンセリングを頼ろう
毎回のレッスン後に音読やシャドーイングのための時間を確保するのは、忙しい生活を送る私たちにはなかなか厳しいことですよね。
実は私もステージ5を進めながらTOEICの対策も始めたため、カランの復習が忘れがちになってしまったり、レッスン時間前に慌てて前回の復習をしたこともありました。
そんなことが重なると、レッスンでもdaily revision(前回の復習のパート)に時間がかかり、new workも進みが遅くなってしまうんですよね…。
悪循環の始まりです。
元々不器用でマルチタスクが苦手な私は
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/sick_panic_woman-e1623719794838.png)
「TOEICで高得点を取りたいのに、カランなんてやってても点数に結びつくのかな?一度カランをストップした方が良い?」
と不安になったこともありました。
そして考えた結果、今まで平日1レッスン取っていたカランを2日に1回のペースに落とし、その分代わりに新出単語を使って英作文をするトピックトークや、自由に自分の意見を伝える5分間ディスカッションなどのレッスンを取るスタイルに変えてみました。
結果、カランのペースを落としたことで復習のための1日あたりの時間も減り、返って1回のレッスンに集中できるようになったと思います。
また自分の場合はステージ4まで一気に進めてきた分、ステージ5はその難しさも相まって中だるみしやすいステージになっていたのかもしれません。
そんな時は無理せずカランのペースを落としたり、他のレッスンを取って気分転換したりして、緊張感のある楽しいカランレッスンをキープした方が良いと実感しました。
また、ネイティブキャンプでは月1回無料で日本人カウンセラーの方に学習相談をすることができるので、カウンセラーの方と心配事をシェアするのも良い手だと思います。
私も以前カウンセリングを受けたことがありますが、悩みや目標を受け止めてもらえて気持ちが軽くなっただけでなく、カランの復習やその他の教材についてもアドバイスをもらえてモチベーションを高めることができたので、皆さまも気軽に受けてみられてはいかがでしょうか?
ステージ5を終えて感じた効果
TOEICで予想以上の得点!カランメソッドありがとう(泣)
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/natalya-zaritskaya-SIOdjcYotms-unsplash-1024x683.jpg)
さて、ここからは個人的に感じたカランメソッドステージ5の効果をシェアさせていただきますね。
私はステージ4を進めていた時と同じく、カランのレッスンと同時にトピックトークやスピーキング、5分間ディスカッションなどのアウトプットがメインのレッスンを併用して取るようにしていました。
その途中である日劇的な変化を感じた、といったことは自覚できなかったものの「レッスン中に講師とお互いの体験をシェアしながら、夢中で子育てあるあるを語っちゃう」といったように、英語でコミュニケーションを取ることへの抵抗感がどんどん薄れていったように思います。
また、2020年の10月にカランメソッドステージ2から開始した私は、現在の実力を確かめるべく2021年2月28のTOEICを受験していました。
公式問題集を使用して本格的に対策し始めたのは試験の約1ヶ月前でしたが、正直言ってあまり楽しいとは言えない単調な試験勉強の心の支えになってくれたのがカランとその他のレッスンでした。
具体的には、TOEIC公式問題集の音声を繰り返し聴いて延々と音読したり解説を読み込んだりする作業の合間に、馴染みのカラン講師のレッスンを受けたり、講師がウケてくれそうな英作文をして笑い合ったりすることで「試験勉強は辛いけどやっぱり英語は楽しい!」という前向きなモチベーションを保っていられました。
そしておかげさまで、結果的にTOEIC自己ベスト記録の895点を取ることができました。
![](https://toko-english.com/wp-content/uploads/2021/06/A5B787ED-1F43-420D-913E-795F2272F312-768x1024.jpeg)
正確にはTOEICを受験した時点でカランメソッドステージ5の進み具合は9割ほどだったので、ステージ5を完全に終えたわけではありませんでした。
しかし個人的にはカランメソッドに取り組んでいなければ、今回のようなTOEICの結果にはつながらなかったのではと感じています。
自分の学習を振り返ってみると、カランのこのような特徴・取り組み方が結果的にTOEICの点数アップにつながったのでは?と考えていますので、皆さまにシェアさせてくださいね。
- レッスン中はリスニングに全集中するので、リスニング力がアップした
- New workで単語の言い換えを学ぶことで語彙や言い換えの方法を強化できた
- テキストの音読・シャドーイングを日課にしたことで、語彙や文法・発音の力の底上げになった
とは言え、リーディングパートは80%ほど、文法の理解度も80%と考えると「自分はまだまだだなあ」と改めて思いました。
今後はこのままカランを進めることで、より文法をしっかり強化できたら良いなと感じています。
いま実際にカランメソッドを進められている方、これから始めようかな?と思っている方も、カランのステージ12修了までは長い道のりになるので、どこかのポイントでTOEICや英検などの資格試験にチャレンジされてみるのも、成長が感じられる良い手段になると思いますよ!
ちなみに、TOEICの対策はどのようにしたかについては、よかったらこちらの記事も参考になさってみてくださいね。
まとめ
今回はカランメソッドステージ5について皆さまにシェアさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
では、最後までお読みくださりどうもありがとうございました。
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カランメソッドステージ5の時間・費用・大まかな内容・継続のためのポイント・効果が分かる。